TOP > 新しいブログ > 読者の心に響くジブリ映画ランキング：ル・モンド紙調査
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24時間以内に678件の感想
幼い頃に初めて映画館で観た時の思い出や、子供と一緒に観たというエピソードが綴られています。
作品の美しさや、込められた政治的メッセージ、力強く自立したヒロイン像に感銘を受けたという声も多く寄せられました。
【1位：もののけ姫 (1997)】
「もののけ姫」は、私にとって宮崎駿監督の真髄を体現した作品です。力強いヒロイン、繊細で奥深いキャラクター、自然と技術の進歩に対する多角的な視点、圧倒的な風景描写、そして心揺さぶる音楽。これら全ての要素が完璧に調和し、まさに傑作と言えます。
【2位：千と千尋の神隠し (2001)】
この映画は、神話や風景の中に日本の美しさを見事に表現しています。主人公の千尋が、自分の心に従って前に進む勇気を持つ姿は、とても魅力的です。
特に好きなシーンは、ドラゴン、神々、銭湯、そして自転車を降りて川を渡る場面です。どれも美しく幻想的で、心に残ります。
この映画は、私たちに夢を与えてくれるだけでなく、同時に現代社会が抱える問題についても警鐘を鳴らしています。当時の漫画としては、考えられないほど深いメッセージが込められている作品だと思います。
ここからはは好みでピックアップします。
※ちなみに、3位はトトロでした。
【4位：風の谷のナウシカ (1984)】
私が心から感情移入できる映画は数えるほどしかありませんが、その中でも「ナウシカ」は間違いなく最初の作品です。強くて勇敢な少女ナウシカは、人々と戦うのではなく、戦争という理不尽な論理と戦います。
物語の終盤、どんなに勇猛果敢なナウシカであっても、自分には何もできないという絶望感に打ちのめされ、涙を流すシーンは、見る者の心を深く揺さぶります。戦争の恐ろしさ、そして人間の無力さを、リアルに描いた印象的なシーンです。
【7位：天空の城ラピュタ (1986) 】
※個人的にジブリの中で最も好きな作品
天空の城ラピュタは、私にとってまさに美の極致と言える作品です。音楽と完璧に調和した映像は、見る者を圧倒し、最後まで目が離せません。特に、クライマックスシーンの乱れたショットは、息を呑むほどの美しさです。
一見、単純な勧善懲悪ストーリーのように見えますが、実は軽さ、根性、力への欲求、記憶など、様々な深いテーマが込められています。
みなさんいかがだったでしょうか？
フランス人のファンが
・どのような目線で観たのか？
・どんな考察をしたのか？
・また、なぜ好きになったのか？
垣間見えたのではないでしょうか？
世界のマンガ・アニメファンを生み出す源泉は、
キャラクター・ビジュアル・物語
それを裏打ちする日本文化があります。
出典：De « Princesse Mononoké » à « Mon voisin Totoro », les films Ghibli préférés des lecteurs du « Monde »
