クライアント
大松食品株式会社様
業種
寿司食材製造(巻芯メーカー)
サービス内容
擬人化キャラクター、マンガ
目的
出展イベントでの集客、販促
ターゲット
バイヤー(食品、スーパー等)
メディア
ジャパンインターナショナルシーフードショー(すしEXPO)での出展、HP、SNS、チラシ、ポスター等
作家
碧風雨
コメント
1.お客様について
1971年(昭和46年)創業。年商32億円、従業員81名を要する大松食品さま。グループ会社に松田食品工業株式会社(大阪市生野区)、株式会社京都庵(京都府福知山市)、
三成食品株式会社(三重県伊賀市)、大連京都庵食品有限公司(中国大連市)、大連天賜食品有限公司を有します。主に、寿司関連食材の製造販売業を営んでおられます。なかでも冷凍セット巻芯、おせちは主力商品となっております。今回マンガのテーマとなっている冷凍セット巻芯とは、いろいろな巻寿司の具材を1本にした商品で、海苔とシャリの上に巻芯を置き、キュウリやレタス等の具材を加えるだけで、簡単に美味しい巻寿司を作ることができるもの。
干瓢・玉子・椎茸・高野豆腐をメインとした一般的な巻芯、海鮮系巻芯、サラダ巻芯ほか、キンパ巻芯や焼そば巻芯、アボカド巻芯などバラエティー豊富な巻芯を提供されています。
2.導入の背景
関西経営流通会での当社代表松山の講演をきっかけに、マンガ・キャラクターの活用イメージを持っていただきました。
寿司ネタの中でも巻芯は巻寿司の芯ということでわかりにくく、総菜やお弁当でもメインで選ばれる物ではありませんでした。
そこで、巻寿司を美麗なキャラクター「マキ3姉妹」として擬人化、それぞれ当社で培われたノウハウとして
ソーシャルゲームを参考に「並」「上」「特上」の3段階で豪華さを表現しました。
さらに、巻芯加工のメリットをマンガで表現する事で相乗効果を演出しました。
3.活用方法
インターナショナルシーフードショー(通称:すしEXPO)で、立看板やのぼり、そして商品との関連を明確にした配置などにより、連日盛況でした。
バイヤー注目ランキングでは、上位を獲得(総合6位、惣菜5位)。
これは大手食品メーカーや海外および地方自治体が多く出展する中での快挙でした!
しかも、出口すぐそばの出展だったため、通常は帰るだけの場所で立地条件が悪いのにも関わらず、
ブースの賑わいもあり、バイヤーからの評価も多々かかったのです。
バイヤーが口々に『マキちゃんに会いに来ました!』と次々訪問され、驚きを隠せなかったと言います。
なぜ、これほどまでに盛況だったのでしょうか?
たとえ食をテーマにしたイベントだとしても
個々のブースは、さまざまなサービスを提供しています。
各サービスを知るには、来場者はすべてのブースを回らねばなりません。
ところが、実際にすべてを回る来場者はいません。
けれども、各ブースの魅力は話を聞いてみないとわからないというジレンマが発生してしまいます。
通常は合いの手この手でまずは話を来てもらいたいと言う事で
例えば、キャンギャルを配置して注目を集めたり
ノベルティグッズをプレゼントしたり、キャッチコピーや目立つブースにしたり
営業マンが必死でがんばったり…
ただ今回は
そんなこともしていないのに、来場者の多くが
なぜブースに立ちようろうと思ったのでしょうか?
それは、
・マスコットキャラクターの視認性
→遠くから見ても目立つ
・キャラとマンガで賑わっている
→何よりも楽しそう・ワクワクする・おもしろそう
・こんなおもしろい展開ができるブースには何かあるに違いない
→企画力・提案力がありそう
というワクワクをインパクトをもって提供できていたから
このように、B to Bであるのにも関わらず、
マンガカルチャーで盛り上がったのは
お客さま自らが積極的に活用しようとする姿勢にあります!
その後も銀行主催のビジネスイベント等
マスコットキャラクター『マキ★3姉妹』は、10年経った今でもHPや出展で活躍中です!
リンク
http://www.daimatsu-net.co.jp/maki3.html