昨日ですが、創業の経験者として講演を行いました。
約30名弱の皆さんが、創業塾でがんばっておられ、そのカリキュラムの一貫として、同じように創業塾出身で起業をした先輩としてお話をさせていただく機会がありました。
講演者は3名。
みな、去年は、創業塾の受講者側でした。
内2人は、尼崎商工会議所出身。
そして、僕は、宝塚商工会議所出身でした。
今回の話のまとめてみました。
9月16日(土)尼崎商工会議所 講演
A 株式会社アンシャントマン事業内容
※まずはじめに、どんな事業を行っているのかを簡潔にお伝えしました。
１、フランスマンガイベント出展販売
2006年5月エピタニメ(写真)
2006年7月ジャパンエキスポ(写真)
２、現地代理店販売
ブックオフ パリ オペラ座店様(写真)
３、ダウンロード販売
写真
B 創業する前は、何をしていたのか？
※創業以前の簡単な履歴書･･･のようなものです。
１、大学卒業後→ゲーム屋(創業は考えていない)
自分にできることは何か？
人と接するのが好き、人を喜ばせるのが好き→エンターテイメントが好き
店の運営という一国一城の主への憧れ
２、大学院(創業は考えていなかったが･･･)
自分に足りないものは何か？→国際的なこと、外国語をなにも分かっていなかった。
EU政治の先生に、フランスのマンガ事情を研究したい･･･。
学部一回生にまじってフランス語。
運8割で大学院･･･そして、交換留学も。これも1つのチャンス。
３、創業の決め手(これをやるのは自分しかいないという思い込みとその時々に応じた協力者の存在)
自分がやりたいことは何か？→世界中の人々を日本の“文化”で喜ばせたい。
誰も海外へ“本流の”マンガ文化を伝えてはいない。
＜2つのギャップ＞
フランス：日本のマンガへの渇望
地上波TVアニメバッシング→なのにコミックの売上・イベント来場者数の増加
日本：プロマンガ市場の惰性とデビューしたいアマチュアマンガ家とのギャップ
※事業の準備を進めていく過程で、このギャップを埋めるところにビジネスチャンスを感じました。そして、何よりも『マンガ』って心を揺さぶられるような体験をしてきたので、基本的に恩恵を感じていることも僕の中では、大きな要素です。
C 創業準備
※ここでは、実際にどのように準備をしたのかを簡潔に説明しました。
１、情報収集
留学中、HP上で、心構えなどをメモ書き
２、創業塾
宝塚創業塾で久々に社会人とまぎれる
３、ビジネスプランコンテスト
運8割で全国大会へ。
D 創業期に学んだこと
※どの項目も、3つをテーマに(こうすれば、言いたいことがシャープに伝わるとい思います)出してみました。全体をマジックナンバー7でまとめてもいます(アルファベット部分)。
１、 人脈→自然な集まりへ
本気でやっていれば、その時々に応じた人が向こうからやってきます。
２、 礼節→他者とのやりとり
これには、今でも氣を使いますが、基本的には、共感度合いが高いとともに向上する感じを受けます。
３、 有限→時間・金・キャパシティ
全て有限ですので、すべて均等にこなすのではなく、優先順位の
高いものからこなしていきました。これは、今でも同じです。
E 創業前と創業後で変わったこと
※言いたいことは、結果が、良くも悪くもすべて自己責任ということです。
その都度対処してきましたし、これからも自己責任でいきます。
１、 まず、自分
２、 無→有 ゼロから作る醍醐味
３、 裁量→自分が生み出す世界だけひろがる
F 将来の夢
１、 世界のアマチュアマンガ市場で1位獲得(日本だけでなく海外の作家も含めて)
２、 日本の作家を海外デビュー→日本で逆輸入販売
３、 海外の作家を日本でデビュー
※これは、想像しただけでわくわくします。
G 今後創業を目指す方へのメッセージ
１、 あきらめない
２、 時には、直感も
３、 自分で自分を人生の主人公にする
※時に、悩んだり、何か参考になるものはないかと壁にぶつかった時に、考えるものですが、自分の意思次第でいかようにも換えられるような気がします。
どうしようもなく壁が大きい時は、休息は、必ず必要ですが。
といった感じです。
実は、昨日から、イベントが3つも重なっていててんやわんやです(;^_^A
1つは、この講演会
2つは、フランス パリで出展販売「デルクール・マンガ・フェスティバル/ハラジュク」※代理人担当
3つは、名古屋のコミックライブというイベント
休養を今日は、とります。といっても寝る時間しかないですが･･･。それがあるだけましか！？
明日は、台風が来そうですが、1日中仕事です。
たまりたまっていた仕事を明日かなり片付けます。
また、上記の項目２～３にかけてアップします！
