TOP > ブログ > 『DREAM GATE 近畿2006 First EVENT』
に行ってきました!
URL→http://www.dreamgate.gr.jp/area/kinki/event/060827/
ココ1週間は、ホントイベント目白押しでした。
事務所開設パーティ
引越し
そして、このイベントです。
実は、引越しの1日でなんと体重が8kg減しました。
※体重計が壊れていなければ・・・汗;
その前までは、80kg以上もある体重を何とか、高校自分に戻したいと思い、このブログで目標体重76kg宣言をしようとした矢先の出来事でした・・・。
昨今の蒸し暑さもあいまって、汗は人一倍かいていると思います。なんせスーツで動いていることがほとんどですから。
自分のポリシーもあって、スーツの下は、夏でも半そでのシャツは着ないようにしています。
合気道のほうがもっと過酷ですが、こんなにやせたのは初めてです。
さて、実際参加したパネルディスカッションは、おかげさまで成功裡に終わりました。ご来場いただいたみなさまありがとうございました。速報値で150人でした。
僕は、(有)マダムトモコの武石さんとともに、パネルディスカッションを行いました。
彼女とは、3月のドリームゲート大挑戦者祭以来でした。久々にお会いしましたが、以前よりも話し方がやわらかい印象を受けました。彼女は、ブログを積極的に更新し、GMOの熊谷会長からも出資を受けています。
HP:http://www.madametomo.jp/
ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/madametomo/
彼女の事業は、腰の曲がったおばあちゃんでも、おしゃれな服を楽しめるというもの。やはりこの事業には、応援したくなる要素があります。
このパネルディスカッションでは、そんな起業というのは別世界の人間がどうしてモチベーションを高め、チャンスをつかんできたのか、を随所にちりばめました。
最初に、2分ルールを設定されていた(2分でプレゼンできないことは何分あっても伝えることはできない)ので、割と簡潔に話せたとこの環境を楽しみました。
今回お話させてもらったのは、おそらく会場のみなさんと同じ立場=起業をおぼろげながら、興味のある段階・・・で創業塾に通い、ビジネスプランを提出したこと。
をまず始めにお伝えしました。
基調講演も行った進行役の吉田さんが言ってくれたように、ドリームゲートの大挑戦者祭では、ビジネスプランの発表者には、2通りの立場があります。
1つは、武石さんのようにすでに創業し、その成長段階でさらにてこ入れをする意味でビジネスプランコンテストに応募する立場。
今1つは、僕のように、起業どころか売上自体も全く・・・むしろ、こんなビジネスプランがあるんですが、みなさんいかがですか?といった起業のきっかけとしてビジネスプランコンテストに応募する立場。
今回は、この両極の立場の話だったので、参加されたみなさんは比較検討ができたのではないでしょうか?
実際は、すでに起業をされ個人事業なり、有限会社なり、はたまた株式会社まで立てられている方の方が圧倒に多いです。近畿挑戦者祭~大挑戦者祭(全国大会)まで大勢を占めていました。
正直、近畿の大会では、プレゼン後会場の納得感は、肌で感じましたが、実績となると引け目を感じていました。たとえ、ビジネスプランコンテストに通らなかったとしても、実際に創業し、事業を継続されているのですから・・・。
ただ、普通の人、たとえばサラリーマンの方が起業を思い立った場合、すぐに事業開始というのは、簡単ではないと思います(5月の会社法施行以来、お金さえあれば設立そのものは難しくないですが・・・)。これは、フリーターやニートにはもっと状況が厳しいでしょう。学生の場合は、仕事の蓄積がない分やはり状況は厳しいです。吉田さんが基調講演でおっしゃっていたように、事業計画書を書く段階で、書けないということで7割の方があきらめられるのも納得できます。
おそらく多くの皆さんも同じだと思いますが、小中学生のころから起業をしようと思い立ちそれに向けてまい進してきた人はまれだとは思います。
起業というのは、はじめから決まっていたのではなく、なんとなく、おぼろげながらこういうのってどうなの!?と考え始めるのが多いと思います。
僕も、起業しようと思い立った瞬間があったのではなく、徐々にその思いを詰めていった感じです。
よく日本人であるのは、みんながやるから、大勢がこうだから・・・などの理由でご自身の行動規範を決めていらっしゃる方が多いように思います。
もし、僕もその考えなら、これまでの自分の行動は、ありえませんでした。
また、自分の考えを書くなり、言うなりして周りにアピールしないと誰もその人の考えていることなど分かる由はありません。別に言って批判されても、無視されても、自分が恥をかくだけで、生活が苦しくなるわけではないですから・・・。
僕は、チェーン展開しているTVゲーム屋さんで正社員として勤務。お店を任せてもらいましたが、「国際」「フランス」「日本のエンターテイメント」をキーワードに、自分をもっと生かす道を探しました。
転職と同レベルで、院試を受けたところ、たまさか受かってしまい、大学院へ通うことに。でも、フランス語レベルは、最低だったので、学部1回生の再履修の席に座って1年間講義を受けました。もちろん大学院の単位も取りながら・・・。
それが終わるころ、交換留学の話があり、これまた、たまさか通していただき、ニース大学に行くことに。この間、学会発表もしました。
その当時、体育会合気道部で稽古をしていましたが、師範が毎年ヨーロッパに遠征に行かれる方で、このご縁はなんなんやろう!?という感じで、イタリアでは同行させていただきました。
現地では、3つの道場で稽古をしました。
どこも日本人は、僕1人か、他にいてもたまに、1人くらいでした。
日本の武道なのに日本人がいない環境を堪能!?しました。
ちなみに、フランス人の有段者は、めっぽう強いです。
その間、現地のマンガイベントやフランス人の話を聞いて日本のマンガがフランス人をも魅了している事実を確信しましたが、ここでも起業は、おぼろげなレベルでした。ここでやっていたことは、ドリームゲートHPのコラムをメモに要点を書き写してていたことぐらいでした。
そして、帰国後、近くの町で創業塾があることを知り、それに通いながら、プランをブラッシュアップしてきました。その最中に、挑戦者祭の募集を知り、応募しました。
その結果は、近畿挑戦者祭代表に選ばれ、全国大会へ出場し、吉田さんに会社興せばといわれ、これら一連の流れの中でモチベーションを上げていき、本格的に実施することを決めました。この間無事、体育会合気道部も終了し、修論も書き上げました。
そして、パリへの出展販売(5月と7月)、代理店販売(ブックオフ パリ・オペラ座店)、ダウンロード販売を実施し株式会社設立にいたります。
やはり思ったのは、積極性(それもとことん自分に枠をつけないもの)と自分が恥をかくことを恐れない部分やと思います。
あと共感してくれる人間の多さも必要です。
よく思うのは、世の中には批評家が多いなあ、要求が多い人が多いなあということでした。
この対極をいけば、おのずと起業の道は開かれると思います。
長文となってしまいましたが、また、これから発展事項が盛りだくさんです!随時書き込みます。
打ち上げの一幕・・・