8.エンゲージメント
〜採用後の仕組み〜
5回目の
ハーズバーグ の2要因論では、
1.達成感
2.承認
3.仕事そのもの
が従業員の満足要因の上位になることをお伝えしました。
これまでは、福利厚生や給与を良くすれば従業員満足度が上がると理解されてきました!
ところが、満足どころかそれらの項目は、不満足要因であって満足度の向上には必ずしも繋がらないことがわかってきました。
そこで、出てきたのが
「エンゲージメント」です。
横文字なので、中々わかりにくいですが、
「会社に貢献する意欲」と言うと大分見えてくるのではないでしょうか?
会社の組織が好きで仕事が好き
そのためには、会社に貢献すると認められる組織にする必要があります。
もちろん各社評価や人材育成のプログラムはすでにやってるよと言われる方も多いと思います。
会社の経営理念が明確でそれに従った評価項目があってかつ「楽しくてワクワクする」ものでしょうか?
最後の「楽しくてワクワクする」と言うことがこれからのエンゲージメントには求められています。
理念カードも会社から渡されているし、人事評価はある。けど、評価するというのは日本人がよく陥ってしまうマイナスを見つけることになっていませんでしょうか?
エンゲージメントの定義に戻ると社員が貢献したくなる組織にするのが目的でした。
そう、会社に貢献すると承認される。当たり前のことも承認し認め、喜びを感じる。そういったことが、仕事そのもので承認され達成感を感じられるのです。
次回は、「楽しくてワクワクする」仕組みの正体を解き明かしていきます。
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